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2019年1月13日~1月20日 キャンプ場予定地の灌木伐採

キャンプ場予定地の作業着手2週目、荒地の灌木伐採に明け暮れた一週間の様子はこちら。

1/13(日) 朝から青空が広がる絶好の作業日和。
青空の下にそびえる臥竜山
今日から水路まで油圧ショベルを乗り入れるルート上の伐採に取り掛かる。
水路そばの元田んぼだった場所までショベルが上がれる場所を探した結果、取り壊し中の廃屋の敷地の横にある元作業道を通って廃屋裏の石垣の上に上がってから水路まで直進するコースがよいということになった。そこで、その経路上にある灌木を切っていくことにした。
直径5cmぐらいまでの細い木をのこぎりで、それ以上の木を電動チェンソーで切っていく。
少し太い木は大木伐採の練習も兼ねて、教科書に書いてある基本を守って切っていく。①木が倒れるスペースの木を切っておく。②木の重心を見て倒れるほうに3角形の切れ込みを入れる(受け口)③反対側に切り残し(つる)が少し残るように切れ込みをいれる(追い口)④木を押して倒れ始めたら、倒れる方向の斜め反対側に退避する。
倒れた木は邪魔にならないように人力で空きスペースにひきずっていって積んでいく。
切った木を積んでいくとみるみる山になっていく
電動チェンソーは連続30分(作業時間1時間半~2時間)でバッテリーがなくなるので、それを目安に休憩、掃除、オイル補給などのメンテナンスをするぐらいがちょうどよい。
午後はスコップを持っていき、道路脇の水路を復活させて湿地化している部分の水抜きに挑戦。土の中に太い根が張っていて掘れないので、続きは翌日道具を持ってきてやることにする。

1/14(月)一面の朝霧が上がった後は、時々青空がのぞく作業日和。
朝霧の中の子牛たち
納屋で見つけた古いのこぎりを持っていき、根を切って溝をつなげる。これでどこまで水が抜けるか、しばらく様子を見ることにしよう。
そのあとは灌木伐採を継続。もくもくと「切ってはかたづけ」を続けた結果、石垣の上の平地まで、ショベルが上がれるスペースができた。
石垣の上(伐採前)

石垣の上(伐採後)
次は、そこから水路にとりつくためのルート上の伐採だ。どこを通るにしても、そこそこ木を切る必要があり、当分仕事に困らない。

1/15(火)月に2回のジムの日、早めに出てまず、S氏に紹介してもらった重機の販売会社に行く。販売会社の場所はいつも広島に行くときに使っている道の途中。ここなら楽に来ることができる。購入する油圧ショベルの大きさは、S氏や見浦牧場で使っている油圧ショベルを見たり話しを聴いたりして2t~3tを想定していたが、作業の内容と量から3tクラスを勧められた。
「グラップル」と呼ばれる木材を挟むアタッチメントと合わせて遅くとも春までに探してもらうことにした。
昼食後、買い物をしてからジムにいき15分の青竹ふみ、45分のバレトン、50分のステップの3本を受けて、追加の買い物をして、ジムの日終了。

1/16(水)粉雪が3cm程積もった雪道を歯医者へ。治療の間、相方がチェンソーの目立て用具や燃料、チェンソーオイルなどを買いに行く。チェンソーの目立ては、角度さえちゃんと規定通りに保つことができれば4mmの丸ヤスリ1本でできるのだが、素人にはその角度を保つのが難しいのでグッズの助けを借りるというわけだ。
午後は相方はチェンソーの目立、私はミートセンターのメーラ設定のお手伝いのついでに、予定地によって歩きにくい斜面に丸太と杭で登山道のような手作り感満載の階段を作る。
伐採した木でつくった手作り感満載の階段。
予定地からの帰り道、大規模林道を2頭のイノシシが仲良く横切っていった。今年はイノシシの当たり年かも。

1/17(木) 時折小雪が舞う天気。これくらいは作業日和のうちと伐採作業に出かける。目立てしたチェンソーの切れ味は抜群で、バッテリのもちが目立て前の倍くらいに。削りかすが小さくなったら速やかに目立てするのがよさそうだ。
4時まで作業してうちに帰って休憩していたら、安芸太田町商工会主催のIT活用セミナーが18:00からだったのを思い出した。サラリーマン生活を卒業して3か月、朝予定を確認する習慣がなくなってしまったらしい。
大急ぎでただしスピードはゆっくりと雪で真っ白な道を30km先のセミナー会場に急ぎ10分の遅刻でセミナーに参加。
セミナーの講師は広島市の広告代理店の方。内容は今時の検索エンジンの優先度評価の仕組みとそのためのホームページの作り方のポイント、マップ上の検索やワード検索の状況を分析する「Googeマイビジネス」の活用方法、SNS別の利用者の傾向や活用方法などを紹介。こういう個人事業者が知っておくべきレベルのIT動向には意外と疎いので結構参考になった。

1/18(金)朝からいい天気。深入山や鷹巣山の雲がオレンジに染まる。うっすら積もった新雪の上はいろいろな動物の足跡でにぎやかだ。
朝焼けのオレンジの雲をまとった深入山
雪の道に続く動物(タヌキ?)の足跡
チェンソーなどを積んだそりをひいて予定地へ
今日も一日伐採で過ごす。ツタが絡まっている木や倒木は切るのも大変だが、切った後の木を片付けるのがなかなか重労働だ。

時折小鳥たちがすぐ近くの木に飛んできて、ひとしきり木々の間を飛び回ってから飛び去って行く。写真を撮りたいがなかなか撮らせてもらえない。
数羽でやってきて去っていくエナガ
水路までのルート上で邪魔になる木はほとんど片づけ終わり、切った木の山は4つになった。これでいつ油圧ショベルが手に入ってもすぐにショベルを使った作業に取り掛かれる。
水路までのルート(伐採前)
水路までのルート(伐採後)
が、ショベルはいつ手に入るかわからないし、切らないといけない木はまだまだあるので当分伐採作業が続きそうだ。
春と勘違いして咲き始めたネコヤナギ
1/19(土)朝の気温-6℃。快晴。そろそろ天気が悪くなってもらわないと体がもたないぞ、と言いつつ、少しづつ予定地の見晴らしがよくなっていくのが楽しくてまた伐採作業に向かう。
しばらくしたら伐採に飽きたので、水路掘り作業に切り替える。数日前に湿地化している場所の水抜き用の水路を掘ったのだが効果がいまいちだったので、反対側の斜面まで水路を延長することにしたのだ。7割ぐらい掘ったものの、開通は後日に持ち越し。
鷹ノ巣山に沈む夕日を見ながら帰宅。
電線が金色に光っている。
1/20(日) 夕べから降り出した強い雨が午前中降り続く。久しぶりの休養日だ、と思っていたら、午後天気が回復。
前日に掘りかけた水路の様子が気になって様子を見に行く。掘りかけた部分に水が溜まっているのをみたら開通させたくなり、思わず水路掘りの続きをしてしまった。開通して水が流れ始めると今度は水の流れが滞っている箇所を見つけては水路を掘って流れをよくする。子供のころにした水遊びのようで、仕事なんだか遊びなんだか。
開通した水路

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